処遇改善加算に係る情報公表（見える化要件）

令和6年度介護報酬改定により、旧介護職員処遇改善加算・介護職員等特定処遇改善加算・介護職員等ベースアップ等支援加算が一本化され、新加算である「介護職員等処遇改善加算（および福祉・介護職員等処遇改善加算）」が創設されました。

当事業所では、職員の賃金体系の整備、計画的な研修機会の提供など職場環境整備を行い、事業所において加算の算定要件を満たしていることから、介護保険サービス・障害福祉サービスともに「Ⅰ（重度訪問介護のみⅡ）」を取得しております。

処遇改善加算（ⅠまたはⅡ）の算定要件のひとつ「見える化要件」について、加算の算定状況および職場環境等の改善に係る取組内容をホームページへ等への掲載等により公表することが求められていることから、以下のとおり公表いたします。

新加算の取得状況

事業所名	介護職員等処遇改善加算 （介護保険サービス）	福祉・介護職員等処遇改善加算 （障害福祉サービス：居宅介護）	福祉・介護職員等処遇改善加算 （障害福祉サービス：重度訪問介護）
ヘルパーステーションKARURA	Ⅰ	Ⅰ	Ⅱ

職場環境等要件を満たすために実施した取組項目およびその具体的な取組内容

職場環境等要件について、賃金以外の処遇改善に関する取り組み内容は次のとおりです。

職場環境要件	項目	当法人としての取り組み
入職促進に向けた取り組み	法人や事業所の経営理念やケア方針・人材育成方針、その実現のための施策・仕組みなどの明確化	・ホームページ内に明記している。
資質の向上やキャリアアップに向けた支援	研修の受講やキャリア段位制度と人事考課との連動	・3ヵ月に1回のペースで研修会を実施している。外部研修への参加の促進。 ・法人内上位者（代表取締役（管理者）、取締役、サ責等）による定期会議を実施、介護職員等のキャリアップに関する人事考課を実施している。
両立支援・多様な働き方の推進	有給休暇が取得しやすい環境の整備	・シフト調整を行い、有給休暇を取得しやすい環境を整備している。 ・有給の届け出書を整備し、当該書面に基づきシフトを作成している。 ・1人の利用者の対して、複数の従事者で対応するようにすることで、休暇を取りやすい環境を整備している。
腰痛を含む心身の健康管理	事故・トラブルへの対応マニュアル等の作成等の体制整備	・事故・緊急時対応マニュアル、苦情対応マニュアルを作成し、事業所内の閲覧可能な個所に設置している。
生産性向上のための取り組み	５S活動（業務管理の手法の１つ。整理・整頓・清掃・清潔・躾の頭文字をとったもの）等の実践による職場環境の整備	・５ｓ活動の掲示物を事業内に掲示し、各職員に周知徹底を行っている。
やりがい・働きがいの醸成	ミーティング等による職場内のコミュニケーションの円滑化による個々の介護職員の気づきを踏まえた勤務環境やケア内容の改善	・法人内上位者（代表取締役（管理者）、取締役、サ責等）と介護職員が定期的に面談を行い、各介護職員から収集した内容に基づき、職場環境等の改善を図っている。